1 YOSWAYA SAN
2 KOKIRIKO BUSHI
3 KYOTEI DAISUKI
4 CANTATA No.147 (D.V.REMIX)
   
  "沢瀉(OMODAKA)"の新作『予想屋さん』!競艇にまつわるロマンをテーマにした"沢瀉"のCDもこれで3作品目となり、ますます深い方向に。特に見逃せないのが、今作がチップチューンの影響をますます色濃く受けている点。カップリングの「こきりこ節」も聴いてみてモトネタが分かればますます楽しめるでしょう。しかも前作、前々作のビデオファイルなども収録されているというCD-extra 仕様。詳細は http://fer.street.jp/ まで

 
1.FORTUNATE 1MARK (Unmei No 1Mark)
2.CANTATA No.147 (Mansyuu No Cantata)
3.RAKSI (Otachi Zake)
4.FORTUNATE 1MARK (LOST REMIX)
↓↓FORTUNATE 1MARKが試聴できます。↓↓
MP3(668K) /  RealAudio(356K)
   
 
ステージ上に例えて言うならフロントマンに相当する部分、いわゆる“顔”の部分にモーショングラフィックスが存在する音楽プロジェクト“沢瀉(おもだか)”。音楽と映像の融合により、新しい表現形態を目指そうと一年前、競艇をテーマにした『モンキーターン』を発表。そして沢瀉の第二弾となる『運命の1マーク(Fortunate 1Mark』が9月22日にリリースされることになった。

“なんでまた競艇がテーマ!?”と思うだろうが、“競艇で大当たりしちゃってよ〜”とか“今度うちの甥っ子が競艇選手デビューするんだよね”とかそんなんじゃない。ただフとしたことがきっかけで、競艇のウェブページを見てるうちに面白くなっちゃって、競艇場に行ってみたら盛り上がってしまった寺田創一の“衝撃的なもの”に対する熱い想いなのだ。前作に引き続き、競艇という濃いテーマに負けない声の持ち主、金沢明子がボーカルとして参加。初めて聞くと違和感のある組み合わせが、何度も繰り返し聞くうちにナントモ心地よい音、まるで0.01,2秒を争うスポーツ/ギャンブルに対抗して“金沢流”のメロディがゆっくりと泳いでるかのように聞こえてくる。

コモエスタ八重樫がゲスト参加したタイトルトラック“Fortunate 1Mark”、Aメロの“今日は競艇〜♪”を口ずさみながらノリノリだと思ったら“Cantata no.147 ”のように、バッハ147番「主よ人の望みの喜びよ」をリミックスした神聖なる曲もある。資本主義的キャンブルヘの熱中と、宗教的帰依を同一視するのはバチあたり!?と思いつつも、寺田は“ナスダックの電光掲示板があるじゃないですか。あれが教会のステンドグラスに見えたときがあったんです。中世の人たちがキリスト教を絶対的正義として崇めたように、現代では、資本主義経済の発展が揺るぎないものして信じられているってことが面白いなと思ったんです”と語る。

今回のアルバムタイトル『運命の1マーク』の“1マーク”とは、競艇の勝負の7〜8割くらいが決まってしまうと言われている最初のターンのことである。沢瀉にとっての1マークが、前作の『モンキーターン』だとしたら勝負はまだ見えてこない。それどころか今後、予想外のどんでん返しだってあるかもしれない。SIMPACTが手掛けるアートワークと、2年前、寺田氏をノックアウトしてしまった映像集団、パワーグラフィックスとSIMPACTが手掛ける映像。沢瀉のサウンド、アートワーク、映像の三連単を買ってみるのもイイかもしれない。
(by Junko Tozaki)

1.MONKEYTURN
2.BISRAAM
3.MONKEYTURN inst.
4.BISRAAMinst.
↓↓MONKEY TURNが試聴できます。↓↓
MP3(1.26M) /  RealAudio(1.48M)
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MP3(2.9M) /  RealAudio(1.5M)
 
 
オートチューン・ボイスが勝負の世界をクールに歌い上げ、エレクトロファンクなトラックが引き波でざわめく水面をマッシブに演出
公営ギャンブルの中でも展開を読むファクターが最も多いとされる「競艇」、そこで飛び交う深いロマンを表現した音楽、それがこの「モンキーターン」なのです。